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届出手続き

衛生証明書が必要なもの

 輸入届出に添付する書類の中で衛生証明書が必要なものは、次のとおりです。

【食品衛生法に基づき必要なもの】
・食肉
・食肉製品
【通知に基づき必要なもの】
フグ

食肉及び食肉製品

 食品衛生法第9条第2項により、獣畜及び家きんの肉及び臓器並びにこれらの製品(食肉製品)は、輸出国の政府機関により発行され、かつ、衛生事項を記載した証明書又はその写しを添付しなければ、食品としての販売の目的で輸入してはならないとされています。→食品衛生法第9条(PDF)

【獣 畜】… 牛、馬、豚、めん羊、山羊(と畜場法第3条第1項に規定するもの)、水牛(食品衛生法施行規則第7条に規定するもの)
【家きん】… 鶏、あひる、七面鳥(食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律第2条第1号に規定するもの)
【これらの製品】… 食肉製品(食品衛生法施行規則第8条に規定するもの)
→【獣畜】及び【家きん】の肉及び臓器からなる製品をいいます。
(具体的なもの)ハム、ソーセージ、ベーコン、ビーフジャーキー、ローストチキン、スモークドビーフ、コーンドビーフ、食肉を50%以上含むハンバーグ、ミートボール、パテ、テリーヌなど

★証明書に記載すべき事項(食品衛生法施行規則第9条)
 食品衛生法第9条第2項の厚生労働省令で定める事項は次のとおりです。
1 獣畜又は家きんの肉又は臓器にあっては、獣畜又は家きんの種類、前条に規定する製品(食肉製品のこと)にあっては、その名称及び原材料の肉又は臓器の種類
2 数量及び重量
3 荷送人の住所及び氏名(法人の場合は、その名称及び所在地)
4 荷受人の住所及び氏名(法人の場合は、その名称及び所在地)
5 獣畜又は家きんの肉又は臓器(分割、細切等の処理が行われたものを除く。)にあっては、検査を行った機関の名称等に関する次に掲げる事項
イ 獣畜にあっては、と畜検査(とさつ前に行う生体検査、解体前に行う検査及び解体後に行う検査をいう。以下同じ。)を行った機関の名称又はと畜検査を行った職員の官職氏名
ロ 家きんにあっては、食鳥検査(生体検査、脱羽後検査及び内臓摘出後検査をいう。以下同じ。)を行った機関の名称又は食鳥検査を行った職員の官職氏名
6 次に掲げるとさつ等が行われた施設の名称及び所在地
イ 獣畜の肉又は臓器(分割、細切等の処理が行われたものを除く。)にあっては、とさつ又は解体が行われたと畜場
ロ 家きんの肉又は臓器(分割、細切等の処理が行われたものを除く。)にあっては、とさつ、脱羽及び内臓摘出が行われた食鳥処理場
ハ 分割、細切等の処理が行われた獣畜又は家きんの肉又は臓器にあっては、当該処理が行われた施設
ニ 前条に規定する製品(食肉製品のこと)にあっては、当該製品が製造された製造所
7 前号イからニまでに規定するとさつ、解体、脱羽、内臓摘出、分割、細切等の処理又は製造が、我が国と同等以上の基準に基づき、衛生的に行われた旨
8 次に掲げるとさつ等が行われた年月
イ 獣畜の肉又は臓器(分割、細切等の処理が行われたものを除く。)にあっては、とさつ及びと畜検査
ロ 家きんの肉又は臓器(分割、細切等の処理が行われたものを除く。)にあっては、とさつ及び食鳥検査
ハ 分割、細切等の処理が行われた獣畜又は家きんの肉又は臓器にあっては、当該処理
二 前条に規定する製品(食肉製品のこと)にあっては、当該製品の製造

【証明書の受け入れが可能な国・地域】
 アイスランド、アイルランド、アメリカ合衆国、アルゼンチン、イタリア、インド(家禽に限る)、インドネシア(家禽に限る)、ヴァヌアツ、ヴェトナム(家禽に限る)、ウクライナ、ウルグアイ、英国、エクアドル、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、コスタ・リカ、コロンビア(家禽に限る)、サンマリノ(イタリア、オランダ、デンマーク、ドイツでと畜処理された豚を原料とした製品に限る)、シンガポール(豚肉、鶏肉及びあひる肉に限る)、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア(豚肉に限る)、タイ、大韓民国、台湾、チェコ(豚肉に限る)、チリ、中華人民共和国、デンマーク、ドイツ、トルコ共和国(家禽に限る)、ニカラグア、ニュー・ジーランド、ノルウェー、パナマ、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、ブルガリア(家禽に限る)、ペルー(家禽に限る)、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、ホンジュラス、マレーシア、メキシコ、モンゴル、リトアニア共和国、リヒテンシュタイン、ロシア(平成30年7月31日現在)

★輸出国以外でと畜又は食鳥検査されたもの(食品衛生法施行規則第10条)
 食品衛生法第9条第2項の証明書が輸出国以外の国においてと畜検査が行われた獣畜の肉若しくは臓器又は食鳥検査が行われた家きんの肉若しくは臓器に係るものであるときは、当該と畜検査又は食鳥検査を行った国の政府機関が発行した前条に規定する事項を記載した証明書の写しを、同行の証明書に添えなければならない。
 (参考:イメージ図)

※輸出国B国以外でと畜検査又は食鳥検査が行われた場合、A国で発行された証明書はどうしてもB国向けの記載事項となるため、日本向けに記載すべき事項が不足します。そのため、不足分を輸出国政府機関より別途発行するなどの措置が必要となります。また、B国での処理が終わり、証明書を発行する際には、必ずA国で発行された証明書番号を記載し、追跡確認ができるようにする必要があります。


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フグ

 フグについては、有毒有害な物質であるフグ毒(テトロドトキシン)を含むため、食品衛生法第6条第2号により販売等の規制が行われています。
 これまでに得られた知見等を基に食用となるフグの魚種、可食部位、漁獲海域などを定め、さらに有毒部位を除去するなど適切な処理を行うことで、人の健康を損なうおそれがなく飲食に適するものとなります。
 輸入フグにあっては、国内と異なり、漁獲海域、処理方法等の確認ができないことから、輸出国の公的機関が作成する証明書の提出することが通知されています。

 フグを輸入するための注意事項は、次のとおりです。
1 漁獲できる海域
・日本海、渤海、黄海、東シナ海
2 輸入できる魚種(標準和名、学名)
・クサフグ(学名:Fugu niphobles又はTakifugu niphobles
・コモンフグ(学名:Fugu poecilonotum又はTakifugu poecilonotus
・ヒガンフグ(学名:Fugu pardale又はTakifugu pardalis
・ショウサイフグ(学名:Fugu vermiculare vermiculare又は Takifuguvermicularis snyderi
・マフグ(学名:Fugu vermiculare porphyreum又はTakifugu porphyreus
・メフグ(学名:Fugu ocellatus obscurum又はTakifugu obscurus
・アカメフグ(学名:Fugu chrysops
・トラフグ(学名:Fugu rubripes rubripes又はTakifugu rubripes
・カラス(学名:Fugu rubripes chinensis又はTakifugu chinensis
 ※中国ではFugu pseudommusが用いられています。
・シマフグ(学名:Fugu xanthopterum又はTakifugu xanthopterus
・ゴマフグ(学名:Fugu stictonotum又はTakifugu stictonotus
・カナフグ(学名:Lagocephalus laevigatus inermisはLagocephalus inermis
・シロサバフグ(学名:Lagocephalus sp.又はLagocephalus wheeleri
・クロサバフグ(学名:Lagocephalus gloveri
・ヨリトフグ(学名:Liosaccus pachygaster又はSphoeroides pachygaster
・サンサイフグ(学名:Fugu flavidus又はTakifugu flavidus
・イシガキフグ(学名:Chilomycterus affinis Gunther)
・ハリセンボン(学名:Diodon holacanthus Linnaeus)
・ヒトヅラハリセンボン(学名:Diodon liturosus Shaw)
・ネズミフグ(学名:Diodon hystrix Linnaeus)
・ハコフグ(学名:Ostracion cubicus Linnaeus)
3 輸入するフグの形態
 種類の鑑別を容易にするため、処理を行わないもの又は単に内臓のみをすべて除去したものに限ります。
 *凍結以外の処理を全く行わないか、内臓のみをすべて除去する方法しか認めていません。従って、精巣(いわゆる白子)など一部内臓を残したり、エラの除去、皮を剥ぐなどの処理は一切禁止しています。
4 証明書の添付
 輸出国の公的機関により作成された@フグの種類(学名)、A漁獲海域、B衛生的に処理された旨の記載のある証明書を届出に添付する必要があります。
5 凍結の方法
 フグを凍結する場合は、フグ毒の有毒部位から筋肉部への移行残留を防止するため、急速凍結法により凍結し、-18℃以下で保管する必要があります。
 この場合、種類の鑑別を容易にするため、凍結は個体ごとに行うこととし、これが困難な場合にあっては、同一フグの背面及び腹面が確認できるよう一層の状態で凍結するようにしてください。
6 書類審査
 届出に添付された証明書により、漁獲海域が上記1であること、種類が上記2であること及び衛生的に処理された旨の記載があることを確認します。
7 現場検査の実施
 輸入されるフグの全ての届出に対し、検疫所の食品衛生監視員が保税地域において、現場検査を実施し、任意のカートン(検体)について魚種鑑別を行います。
 また、輸出国において内臓が除去されたフグについては、内臓が全て除去されていることを確認します。そのため、冷凍品にあっては、一定量について解凍検査を行います。
 現場検査の結果、異種フグ(証明書に記載のないフグ)が確認された場合は、全量、魚種鑑別の検査命令となります。
8 措置
 審査及び検査の結果、@証明書の添付がされていないもの、A記載内容に不備があるもの、B上記1、2又は3のいずれかに該当しないフグが混入している輸入貨物(証明書の記載と異なるフグが混入しているものを含む。)については、積戻し、廃棄等の措置を講じることとなります。
※通知→輸入フグについて〔昭和59年3月3日環乳第48号、環乳第6号(最終改正:平成5年2月3日衛乳第24号)〕

(参考通知)
フグの衛生確保について〔昭和58年12月2日環乳第59号(局長通知)(最終改正:平成29年9月21日生食発0921第1号)〕(厚生労働省ホームページにリンク)
フグの衛生確保について〔昭和58年12月2日環乳第59号(課長通知)(最終改正:平成29年9月21日生食発0921第1号)〕(厚生労働省ホームページにリンク) 
ドクサバフグについて〔昭和57年10月22日環乳第68号〕(厚生労働省ホームページにリンク)
サンサイフグの取扱いについて〔昭和58年12月2日環乳第60号〕(厚生労働省ホームページにリンク)


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