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地域別情報:アフリカ中部

アンゴラ、ガボン、カメルーン、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、サントメ・プリンシペ、赤道ギニア、チャド、中央アフリカ

気候と気をつけたい病気

  • 赤道直下の周辺に位置し、熱帯気候です。おおむね気温が高い雨季(11月~4月)と雨季ほど気温は上がらない乾季(5月~10月)に分かれますが、時期は国により若干異なり、乾季でも、高温多湿の地域もあります。地理的に熱帯雨林から砂漠地帯まで気候は様々です。地域によっては雨季の激しい雷雨により、道路が水没し運転に支障をきたすこともあります。ギニアでは、5月~10月が雨季で降水量が多くなります。
  • 水道水は濁っていることが多く、飲用には適していません。不衛生な水の中には、メジナ虫(ギニア虫)がいることもあります。飲用にはミネラルウォーターか水道水を煮沸しましょう。
  • 食べ物や飲み物を介した消化器系の病気が多くみられ、サルモネラ腸炎ビブリオ赤痢腸チフスA型肝炎コレラアメーバ赤痢など多くの経口感染症が発生しています。信頼できる飲食店で、十分加熱されたものを冷めないうちに食べるようにしましょう。
  • アフリカ中部はサハラ砂漠、サントメ・プリンシペ、コンゴ民主共和国のカタンガ州を除き、黄熱のリスクがあります。
  • 一年を通して、全土でマラリアに感染する危険があり、主に熱帯熱マラリアが流行しています。また、デング熱フィラリア症チクングニア熱への注意も必要です。これらの病気は蚊に刺されることでうつります。蚊に刺されないように虫よけ対策をしてください。
  • 吸血昆虫によってうつる病気もあります。ツェツェバエによってうつるトリパノソーマ症(アフリカ眠り病)や、サシチョウバエによってうつるリーシュマニア症、ブユによってうつるオンコセルカ症などがありますので、吸血昆虫に刺されないよう、虫よけ対策とともに長袖長ズボンの着用が重要です。
  • 湖沼や河川には、皮膚から入る寄生虫(住血吸虫症など)やメジナ虫(ギニア虫)がいますので、入らないようにしましょう。
  • アフリカ中部には、髄膜炎ベルトとよばれる髄膜炎菌性髄膜炎の流行地域があり、特に12月から6月にかけて患者が多く発生します。また、この地域では、サハラ砂漠の砂を含んだ風が12月から3月まで吹き、乾燥やほこりによる呼吸器感染症や結膜炎が発生します。
  • 戸外に干した衣類にハエが産卵し、孵化した幼虫が衣類を通して皮膚に侵入して、皮疹を起こす蠅蛆(ようそ)症(ハエウジ症)があります。洗濯物は屋内に干すようにし、戸外に干した場合はアイロンがけをおすすめします。
  • アフリカ中部の数か国では、過去にエボラ出血熱の発生がありました。ジャングルに生息するコウモリがウイルスを保持しており、感染コウモリや二次感染した野生動物(サルや小型レイヨウ類)を食用のために捕獲し、触った皮膚や口から感染したと考えられています。また、マールブルグ病の報告もあります。
    捕獲した野生動物を売っている地域もあり、感染動物が含まれている可能性もあります。動物に触れないように注意してください。
  • ペストはコンゴ民主共和国を中心に発生しています。特に、農村部で多く発生しています。
  • 犬、コウモリ、キツネなどあらゆる哺乳類は狂犬病ウイルスをもっていることがありますので、野犬や野良猫も含め、動物に手を出したり、近寄ったりしないようにしましょう。
  • 人が生活する場所でも毒蛇が生息していることがありますので、注意が必要です。

この国に関する新着情報

受けておきたい予防接種、持っていきたい薬

予防接種:黄熱破傷風A型肝炎B型肝炎、(ポリオ*1)(狂犬病*2

  • *1:地域によっては流行していますので、追加接種を受けておくことをお勧めします
  • *2:犬や野生動物との接触が予想される場合には推奨
  • アフリカ中部は黄熱流行地域です。ほとんどの国では、入国時に黄熱の国際予防接種証明書が必要です。

薬:普段服用している市販の薬、主治医より処方されている薬

  • 抗マラリア薬に耐性を持つマラリアもありますので、リスクのある地域へ行く場合にはマラリア予防薬について医師と相談しましょう。
  • 常備薬を携帯しましょう。現地の都市部では薬は入手可能ですが、言語の問題もあり、また、自分の体に合うかどうかわかりません。飲み慣れたものを持参するのが安心です。

医療情報

医療水準が安定していると思われるのは、ごく一部の大都市にある外資系私立病院に限られ、全般的に医療水準は低く、マンパワー不足や薬剤、その他の備品不足のため、検査、治療が適切に行われない場合が多く、医療従事者の衛生観念は低いようです。医師は数か所の医療機関をかけ持ちしていることが多く、常時病院にいる医師は少ないようです。各国の公用語以外の言語は通じないことがほとんどです。都市部を離れると医療機関に到着するまでに数日かかるなど厳しい環境です。重症時や緊急時は南アフリカなどへ行く必要があります。停電やシステムの不具合によりクレジットカードの利用は期待できませんので、十分な現金を持って受診する必要があります。万が一のことを考え、旅行保険への加入を検討しましょう。

帰国後の過ごし方・注意点

病気は、感染してから症状が出るまでに時間を要します。これを潜伏期間と言います。滞在中数日経過してから、あるいは帰国後に症状が現れることがあります。
日本にはない病気を検査、診断、治療できる機関は限られています。帰国時に心配な症状などある方は、検疫所の担当官にご相談ください。

平成24年8月8日更新