汚染された食べものや水の摂取、あるいは感染者と接触することで感染します。旅行者の下痢の多くは食べものからうつる病気といわれています。
下痢を起こすものが主ですが、A型肝炎や腸チフスのように下痢が主な症状でない病気もあります。
ヒトのおなかの中で病原体が増え、便中に排泄されます。不衛生な環境で食べものや水が汚染され感染を起こします。大流行する病気もあります。
ヒトと動物の両方に感染する病気のひとつです。牧草地帯では、動物の排泄物による食べものや水の汚染がおこりやすく、この種の病気が多く発生します。
生肉や調理が不十分な肉を食べることで感染します。調理が不十分な卵や乳製品にも注意が必要です。
生の魚介類を食べることで感染します。
生野菜などから感染します。野菜に付いた寄生虫卵や幼虫を食べて寄生虫に感染することもあります。
感染症ではありませんが、植物の持つ自然毒、フグ、シガテラ、毒カマス、一部の貝などの魚介類が持つ自然毒による中毒にも注意が必要です。