傷口から入る病気と、健康な皮膚でも入ってくる病気があります。
もともと土中にいる破傷風菌は傷口から体に侵入して感染します。また、破傷風菌は動物に咬まれたりした際にうつることがあります。皮膚の表面にいる黄色ブドウ球菌などは、虫刺されなどの傷から中に入り局所や全身の症状を起こすことがあります。
一部の寄生虫は、幼虫のいる河原や湖畔を裸足で歩いたり、水のなかに入ると、虫が皮膚を食い破り体のなかに入り込み感染します。
野生動物の尿に汚染された土壌や水からうつる感染症もあります。
病原体のいる土ぼこりを吸いこむことでうつる感染症や、病原体に汚染された霧状の水を吸いこむことでうつる病気もあります。